Vicair Company Tour
“Vicair” – ってどんな会社?
その答えは至ってシンプル。「車いす用クッション」の会社です。しかし、弊社はそれ以上のものだと考えています。というのも、弊社の社名は「私たちは大切にしています(we care)」という意味だからです。フランス語の「生命」と英語の「ケア」に由来する私たちの社名は、文字通り、弊社が生命を大切にすることを意味しています。環境、顧客のために私たちとともに働く人々を大切にします。企業として、世界中のあらゆる命をサポートすることに専念しています。中でも、車いすでの生活を送っている方々です。ここで、弊社の社名の2つめの意味が活きてくるのです。
Vicairは「Viscous Air(粘性のある空気)」の略でもあります。英単語の組み合わせで実際には言いませんが、これこそが弊社のクッションを独自なものにしているのです。Viscousとは、シロップのような液体の粘性という意味です。では空気と粘性がどう関係しているのでしょうか。シロップ状の空気は非常に安定しており、圧力を再分配するのに適しています。シロップのような粘性のある空気は、褥瘡を予防し、最適なポジショニングを提供する高品質の車いす用クッションの理想的な構成要素です。この粘性のある空気こそ、弊社が作り出したものです。
弊社は車いすの安全で快適な座面を実現するには空気が最適であると強く信じています。また、弊社の技術は、空気を安定させることで、シーティングやポジショニングのソリューションを提供しています。弊社の第一の目標は、すべての車いすユーザーの方が健康を損なうことなく、人生を最大限に楽しんでいただくことです。
会社の創立
Vicair社は1993年に設立されて以来、技術と製品の改良、製品の拡大に励んで参りました。
すべての始まりは、アムステルダム リハビリテーションセンターのHuibert Pollmannによる発明でした。彼は、車いすに快適に座るためには、高品質の体圧分散と安定性が必要であり、それを実現するには空気が最適であると考えました。彼の構想は、空気を小さなパッケージに分離し、互いに連動して動くことができれば、最適な体圧分散と安定性が実現するというものでした。ここからスマートセルが誕生したのです。
Vicairは、Huibertの発明を製品化し、最終的には製品シリーズにしました。その数年後、Vicair 社はシーティングとポジショニング製品の世界的な会社へと変貌を遂げました。弊社のスマートセル入り車いす用クッションとバックサポートクッションは世界中の多く車いすユーザーに愛用されています。
弊社は空気は体圧を再分配する最良の媒体であると強く信じており、弊社が開発した技術により、褥瘡予防と安定性のための最も高品質な車いす用クッションを作っています。Vicair社は現在、最高品質の車いす用クッションおよびバックシステム一式を提供しています。さらに、寝たきりの方のために、体圧分散マットレスや疼痛緩和マットレスも提供しています。